37歳独身男ダイエット記録62日目(番外編)
最近、書くことが同じような感じになってきた。
と、いうことで本日は番外編を。
去年の今頃、私はニートを満喫していた。
2021年1月から独立し、1年間不眠不休で働いたのだがふと疲れてしまい、
休業に入った。
18歳のころから働き詰めだった自分にとって「次」が決まっていない状態で退職、というか仕事をしないというのも初めてで、1か月以上休むなんていう体験も初めてだった。
しかし、いざ休んでみると趣味の釣り以外これと言ってやることがない。そして1日があっという間に過ぎていく。そんな毎日を過ごしていく中で、「そろそろ何かやるか、せっかくならまだ体も動くしやったことがない日雇いのバイトとかやってみよう」と思った。
今の世の中本当に便利でアプリを使えば短期バイトはすぐに見つかる。
数多くのバイトから、選んだのは「工場勤務」。
ドラマなどで見ていて、一度やってみたかったのだ。
とりあえず、行ける日にち(と言っても毎日行ける)を入力し、いざ当日。
確か今頃だった気がする。雪がちらついていた。
集められた事務所で待機し、工場で欠勤が出たら我々の中から誰かが派遣されるスタイルのようだ。
作業内容は「ねじの欠陥がないかを見つける作業」
心の中で嬉々とした。これだ、やってみたかったのは、と。
待機中、お初の方々(風貌はリアルカイジ)といつ派遣されても良いように本日の作業内容のおさらいと練習を行う。1時間、2時間、3時間…一向に呼ばれる気配がない。
同じようなねじを長時間、座った状態でチェックしていく。だんだん腰が痛くなり、目も疲れてくる。何よりも非常につまらない為飽きてくる。ここでわかった、自分にはこの仕事は向いていない、と。
結果、こともあろうかチェック済みのねじでキャンプファイヤーというかジェンガの様な組み立てを始めてしまった。社員の方にバレない様にコソコソと。
無論、いい感じの高さまでいったところで見つかり、今までの努力は水の泡。
社員はもちろん激怒。そして帰宅を命じられ、私の工場勤務デビューは儚くも散ったのである。
やはり興味本位で行くにはハードルが高いと感じた工場勤務であった。また、あんな小さなねじ1本1本が人の目でチェックされ世に出回っていると思うと、感動はしないが少しだけ感慨深いものである。半沢直樹でもこのちいさなねじが日本を支えている的なことを言っていた気がする。結局その後、今の職場に流れつく5月までの間様々な日雇いを重ね、30種くらいは経験した。もはやアプリ内での私のランクは最高位になっていた。いつか機会があったらまた日雇いバイト記を書き連ねてみようと思う。
さて、本日の体重は…
そして朝食は、大根の葉っぱご飯と、目玉焼き、納豆、みそ汁。
昼は昨日購入したスープジャーにポトフを忍ばせ、ミニおにぎり。
夜は飲みであった。
明日から2月。今働けていることに感謝しながら日々精進していきたいと思う。
続く。